ナムコとバンダイが経営統合を発表した5月2日の東京株式市場では、株式移転比率を反映し、ナムコが年初来高値を更新した一方でバンダイが下げた。
報道を受けて一時停止されていた両社株式の取引は午前10時半に再開された。ナムコは買いが集まり前場では売買が成立せず、後場で前週末比119円高の1525円で寄った後、一時同138円高となる1544円まで上昇。同125円高の1531円で取り引きを終えた。
一方、バンダイの終値は同60円安の2335円。持株会社株式の割り当て比率が、バンダイ1株に対して持株会社1.5株と発表されたことを受けてさえない動きとなった。
だがバンダイグループ各社は高騰した。終値は、バンダイネットワークスが値幅制限の上限(ストップ高)となる同3万円高の20万6000円となったほか、バンプレストが同179円高の1862円、バンダイロジパルが同73円高の800円、バンダイビジュアルが同2万9000円高の38万8000円だった。
関連記事
- ナムコとバンダイ、9月末に経営統合
ナムコとバンダイが経営統合を正式発表。9月29日に持株会社「バンダイナムコホールディングス」を設立する。新会社の売上高は4600億円となり、セガサミーに次ぐ業界第2位となる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.