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ITC判事、特許問題でトレンドマイクロの主張認める

トレンドマイクロが特許侵害でFortinetを訴えていた問題で、特許侵害認定の判決が下された。

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 トレンドマイクロがFortinetに特許を侵害されたと訴えていた問題で、米国際貿易委員会(ITC)判事がFortinetによる特許侵害を認定、Fortinetのウイルス対策ファイアウォール製品を米国から締め出し、停止命令を言い渡すようITCに勧告した。トレンドマイクロが5月13日発表した。

 トレンドマイクロによれば、ITC判事は仮判決の中で、Fortinetのウイルス対策ファイアウォールアプライアンス「FortiGate」が、サーバベースのウイルス対策に関するトレンドマイクロの特許(米特許番号5,623,600)を侵害していると認定。Fortinetに対して米国へのFortiGateの輸入禁止と特許侵害停止命令を言い渡すよう、ITCに勧告した。

 問題の特許は電子メールとインターネットのデータ伝送をゲートウェイとサーバの段階でスキャンして、ウイルスがデスクトップPCに入り込むのを防ぐ手法に関するもので、トレンドマイクロが1997年に特許を取得。今回の問題ではITCが昨年6月から調査を行っていた。

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