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CCCがネット広告に参入

「TSUTAYA」のCCCが自らネット広告事業に乗り出す。IMJと新会社を7月に共同設立し、「ツタヤオンライン」などの巨大な会員ベースを活用したPC・携帯向け広告事業を展開する。

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 「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は5月19日、インターネット広告事業に参入すると発表した。Web構築のアイ・エム・ジェイ(IMJ)と資本提携し、7月に共同設立する新会社を通じてPC・携帯電話向け広告を企業から請け負う。

 電通の調査では、ネット広告市場は2004年にラジオ広告を抜いて1814億円規模に成長。CCCが抱えるレンタル会員1800万人・「ツタヤオンライン」会員668万人のベースとマーケティングノウハウを活かし、成長が見込めるネット広告市場から収益を上げる。

 IMJはデジタルハリウッドのコンテンツ事業部が独立したヘラクレス上場のWebインテグレーション大手。ツタヤオンラインの運営を担当している。自社でもネット広告を手がけるほか、オプトと設立した合弁会社でモバイル広告事業も展開している。

 CCCは、IMJが6月6日払い込みで実施する第三者割当増資を傘下の投資会社を通じて引き受け、17億9490万円でIMJ株式の10.0%を取得して第2位株主になる。新会社は共同で7月に設立する予定で、資本金などは今後詰める。

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