「Blogがすべてだった」――20歳ガングロ社長の“ギャル革命”:ITは、いま──個人論(4/4 ページ)
「ギャルだって頑張れば、デッカイことができるんだ!」――ギャル社長Blog「ギャルの革命」が人気だ。起業したガングロギャルが、長い爪をキーボードの隙間に挟みながつづるBlog。素直でパワフルな文章が、ギャルやオヤジを惹きつける。
「5年後には学校を」
会社を作り、会社のレーベルでCDを出し、Blogもメルマガも始めた。Flashを駆使したWebサイトも、協力者に作ってもらった。でも、まだまだ助走段階。「あと3年は走り続けますよ。私、チャリラーなんです。チャリに乗ってる状態。止まると倒れちゃう」
当面の目標は事務所を構えること。そのための資金を稼ぐべく、7月にもまたCDを出す予定だ。今度はネット直販だけでなく、お店で販売したいという。
CDで資金を稼ぎ、ギャル革命をプロモーションしながら、会社を成長させていく。その先にあるのは「学校」だ。志穂さんの夢は、みんなが頑張れる学校を作ること。
「ギャル革命で私が頑張れば、『あの子でもできたんだから私でもできるかも』と頑張ってくれる人が増えるかもしれない。そしたら、もっとリアルな感じで背中押しをしたい」
「目標があって頑張ってる人には『もっと頑張ろう』とか、諦めている人には『もうちょっとやってみよう』とか、何も見つからない人には『とりあえず何かやってみよう』って思える学校を作りたい。でも、頑張ってる人には専門の学校がいるし、悩んでいる人には種類が必要。そう考えると超デッケー学校になっちゃうから悩んでて」
「今一番ベストだと思ってるのが専門学校。歌の学校とかネイルの学校とか美容師の学校とか――専門的な内容をちゃんと教えられて、でも隅っこの方に相談所みたいな部屋があって。何をやっていいかわからない人が相談して、学校を紹介できるような」
――あなたにとってITとは?
「とりあえず、スゴイとしか言いようがない」
「ネットはテレビに近いですよね。でもテレビよりも速く調べられるし、テレビよりも詳しい。一方通行じゃなくて、何か聞いたら反応が返ってくるのもすごい。ネットはテレビを越えると思う」
「これからもっと進化してくんだろうな。ネットは今、ケータイからも見れるし。もっと便利になったら、みんなパソコン始めちゃいますよね。そしたらギャルもオタクになりますよ。ヤバイっすよ」
|
関連記事
- オン・ザ・エッヂを創業した彼女が歩いてきた道
最初は、学生4人でのスタートだった。彼女は取締役、社長は堀江貴文氏。月日は過ぎ、いま創業メンバーはそれぞれ別の道を歩いている。 - 「mixi依存症なんです」――ソーシャルネットで人生が変わった26歳女性
たくさんの友人ができ、新しい仕事まで舞い込んだ。ネット上の自分のイメージと、現実の自分とのギャップが悩みの種だ。 - 「みんながちょっとずつ頭がよくなる世界」──「百式」を運営するビジネスマン
海外のネットビジネスを紹介する「百式」。4年半、1日も休みなく更新できたのは、「楽しいから」。そして、「体力測定のため」。 - 「ネトゲとバスケ、何が違うの?」――高校生のつぶやき
「ネトゲ以上におもしろいものがあれば、多分そっちに移るかな」――。オンラインゲームは選択肢のうちの一つ。でもそれはこれまでのところ、彼にとって非常に魅力的な選択肢であり続けている。 - 「せっかくあるんだから」――50代主婦のチャレンジ
「ぁ」や「ぃ」の出し方を忘れて縮小コピーして貼り付けたこともある。“50の手習い”奮戦記。 - 「インクの出ないペンで鼻歌をうたおう」
個人を通して“ITのいま”を考える新企画。第1回はPCで漫画を描く同人さん。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.