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MS、小売り業界向けの組み込み版Windows発表

Microsoftは小売り・サービス業界向けの組み込みOSを発表した。プラグ&プレイで周辺機器を接続できるため、既存のシステムへの導入も容易だという。

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 米Microsoftは5月24日、小売り・サービス業界向けに最適化した組み込みOS「Windows Embedded for Point of Service」を発表した。セットアップと導入、管理の簡素化を図り、システムのライフサイクルコスト削減を目指している。

 同OSはWindows XP Embedded with Service Pack 2(SP2)を基盤として、各種の小売りアプリケーションと周辺機器、サービスをサポート。プラグ&プレイで周辺機器を接続できるため、既存のシステムにも容易に導入できるとしている。

 セキュリティ機能では強化型のInternet Explorer(IE)、Windowsログオン、バッファオーバーラン対策を盛り込んだほか、Computer Associates International、Sygateなどサードパーティーのセキュリティ製品もサポート。RFIDやバイオメトリクス、無線通信機能などの新技術にも対応し、Microsoft製品としては最長の10年間のサポートを提供する。

 搭載製品はWindows Embedded OEMを通じて各国で提供予定。米国では大手ドラッグストアチェーンのRite Aidとオフィス製品流通業者のOfficeMaxが導入に向けたテストを実施している。

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