NVIDIA、ARMからARM11 MPCore技術をライセンス

NVIDIAはARMからARM11 MPCoreプロセッサをライセンスし、次世代のデジタルメディア製品に組み込むと発表した。

[ITmedia]

　NVIDIAは5月31日、ARMからARM11 MPCoreプロセッサをライセンスしたと発表した。NVIDIAは次世代のデジタルメディア製品にこのプロセッサ技術を組み込み、コンシューマーデバイスのためのデジタルメディアプロセッサを開発する。

　ARM11 MPCoreプロセッサにはARM SIMDメディア拡張、IEM（Intelligent Energy Manager）が組み込まれており、JavaアクセラレータのJazelleも搭載されている。

　4ウェイの構成も可能で、ユニプロセッサから対称型、非対称型のマルチプロセッサ構成にも対応するため、組み込み市場においてもスケーラブルなパフォーマンスを実現できるとしている。