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Oracle、JD Edwards Worldのアップデートリリース

OracleはPeopleSoft買収で入手したJD Edwards Worldのアップデートをリリースし、IBMとの関係維持をアピールしている。

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 米Oracleは6月15日、JD Edwards Worldアプリケーションの機能強化を図る「A7.3 Service Pack 16」をリリースした。JD Edwards顧客へのサポート継続と、IBMとの関係維持をアピールしている。

 A7.3 Service Pack 16ではキャッシュフローレポーティングなどの機能を強化して米企業改革法などで定められた規制への対応を強化。セルフサービスアプリケーションをJD Edwards Worldのベースプロダクトに組み込んで、顧客と密な連携が取れるようにした。

 「Oracleでは引き続きIBMおよびIBM eServer iSeriesシステムでJD Edwards Worldを実行している顧客との関係を大切にしていく」と、OracleのJD Edwards World担当副社長兼ジェネラルマネジャー、ジョン・シッフ氏はコメント。OracleはIBMなどのパートナーと協力して、Oracle Project FusionにJD Edwards Worldを組み込むために必要な条件を見定める計画だと説明している。

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