ノルウェーのOpera Softwareは6月17日、Webブラウザ「Opera 8.01」日本語版を正式公開した。同社Webサイトでダウンロードできる。
日本語版はWindows版とMacintosh版が利用できる。8.01は、4月に公開されたOpera 8にセキュリティ修正などを施した最新版(関連記事参照)。
日本語版ライセンスとパッケージ版の販売は従来通りライブドアが行う。ライブドアによると、Opera 7.x日本語版ライセンスはOpera 8への無償アップグレード対象となっており、最新版を改めて購入する必要はない。
同社はこのほど日本オフィスを開設し、国内ユーザーとクライアント向けサポートの強化に乗り出した。同社サイトの日本語版(http://www.jp.opera.com/)も近く公開する(現在はライブドアへのリダイレクト)。
ヨン・フォン・テッツナーCEOは「日本市場は非常に重要なマーケット。京セラやKDDIといったパートナーを通じて携帯電話向けOperaを提供したことで、日本の携帯市場に大きなインパクトを与えることができた。今後の日本のベンダーとのパートナー関係を強化し、日本のユーザーに最高のインターネットを提供していく」とコメントしている。
同社によると、Opera 8は4月19日の公開から約400万回ダウンロードされた。
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