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Operaとライブドアを提訴 トランスウエア、日本語版販売めぐり

Opera日本語版をめぐり、ライブドアとOperaが結んだ独占販売権で損害を受けたとして、以前に国内販売していたトランスウエアが両社に損害賠償を求める訴えを起こした。

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 Webブラウザ「Opera」日本語版の販売をめぐって損害を受けたとして、トランスウエアは6月22日、ライブドアとノルウェーOpera Softwareに対し損害賠償約4100万円と謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 トランスウエアによると、同社とOperaは2002年2月に独占販売契約を結び、日本語版を販売していた。ところが2004年5月、Operaはトランスウエアとの契約終了手続きをせずにライブドアと独占販売契約を締結し、トランスウエアが管理運営していた販売サイトを、ライブドアが新設した販売サイトにリダイレクトした。

 このためトランスウエアは在庫品を販売できなくなった上、将来の販売機会も失い、損害を受けたとしている。

 またライブドアとOperaが、両社の独占販売契約はトランスウエェアと合意済みだとニュースリリースなどで説明していたが、トランスウエアは合意した事実はなかったと主張。事実と異なる説明で社会的信頼を傷つけられたとし、謝罪広告の掲載も求めた。

 トランスウエアによると、これまでに弁護士を通じて両社に善処を求めてきたが、誠意ある対応が得られなかったため訴訟に踏み切ったとしている。

 ライブドアは「訴状が確認できておらず、コメントできない」としている。

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