米Sun Microsystemsは自社のサーバにMicrosoftのWindowsを搭載して販売する構想を温めているのかもしれない。
Sunのオペレーティングプラットフォームマーケティング担当副社長、トム・ゴーゲン氏は、今のところMicrosoftとWindowsの販売契約を結ぶ確固とした計画はないが、顧客とパートナーに歓迎されるなら検討すると発言した。
「顧客が当社に何と言うか次第だ。当社にMicrosoftとそのような関係を持ってほしいという顧客が増えれば(そうする)」
これは、MicrosoftのサーバOS販売に乗り出すかどうかについてSunが従来取っていたスタンスを転換したものだ。SunはAMDのx86プロセッサを搭載したハードでWindowsを認定している。しかしSunのネットワークシステム部門執行副社長、ジョン・フォウラー氏はこの4月、実際には既にWindowsを購入済みの顧客が多く、Sunのハード上のWindowsのサポートもチャネルパートナーから受けられるため、SunがWindowsを販売する必要はないと話していた。
Microsoftは7月1日、これについてのコメントを避けた。
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