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iTunesファイル装うIMワームが出現

ITUNES.EXEというファイル名でAIMを通じて拡散するワームが発見された。危険度評価は「低」。

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 iTunesファイルを装ってインスタントメッセージング(IM)経由で感染するワームが出現したとして、Trend Microがウイルス情報を掲載した。危険度評価は「低」レベルとなっている。

 それによると、このワーム「Opanki.Y」はAOL Instant Messenger(AIM)を通じて拡散する。「ITUNES.EXE」というファイル名が使われているため、受け取ったユーザーはAppleの音楽サービスiTunesに関連したファイルだと誤解してしまう恐れがある。

 感染すると、AIMに登録されている全連絡先に宛てて「this picture never gets old」というメッセージを送信する。バックドア機能も持ち、TCPポートを開いてインターネットリレイチャット(IRC)サーバに接続。接続が確立されるとリモートからのコマンドを受けてローカルで実行する。このほかアドウェアなどのアプリケーションもダウンロードして実行するという。

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