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Kodak赤字計上、リストラ規模拡大

Kodakの4〜6月期決算は、フィルム販売の急速な落ち込みが響き、最終損益が1億4600万ドルの赤字となった。2万2500〜2万5000人を削減するリストラ計画を明らかにした。

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 Eastman Kodakは7月20日、第2四半期(4〜6月期)決算を発表、各国で最大1万人を追加削減する計画を明らかにした。

 昨年1月に発表したリストラ計画では最大1万5000人を削減するとしていたが、今回この規模を拡大、合計で2万2500〜2万5000人の削減とする計画。フィルム販売が予想よりも早いペースで落ち込んでいる状況に対処し、デジタル事業への転換を加速させる一環と説明している。

 リストラは2007年半ばまでに完了させ、デジタル市場で競争して利益を上げるために必要なビジネスモデルの構築を目指す。

 第2四半期決算は売上高が前年同期比6%増の34億6400万ドル、最終損益は1億4600万ドル(1株当たり51セント)の赤字だった。前年同期は継続事業の純利益として1億1900万ドル(同40セント)を計上していた。

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