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スター・トレック初代エンジニア「チャーリー」の魂、宇宙へ旅立つ

スター・トレックの「チャーリー機関主任」役を演じたジェームズ・ドゥーアン氏が亡くなった。遺灰は「Memorial Spaceflight」というサービスにより宇宙に旅立つ予定だ。

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 SFテレビシリーズ「宇宙大作戦」で機関主任のモンゴメリー・スコット少佐、通称「チャーリー」(放映当初の名前)を演じた俳優のジェームズ・ドゥーアン氏が7月20日、アルツハイマー病で併発した肺炎のため亡くなった。85歳だった。

 ドゥーアン氏は最初のテレビシリーズ(TOS)だけでなく、後に7作の映画シリーズに出演、さらに次世代のクルーが登場する「ネクストジェネレーション」(TNG)の世代の異なるエンジニアとの交流を描いた心温まるエピソード、「エンタープライズの面影」にもゲスト出演した。

 映画「スター・トレック4 故郷への長い道」で1980年代のサンフランシスコに降り立った23世紀のエンジニア、スコットが、Macintoshのワンボタンマウスを手にして「コンピュータ!」と呼び掛けるシーンは、パーソナルコンピュータが登場する最も有名な場面の1つである。

 シリーズのプロデューサーであった故ジーン・ロッデンベリー氏の遺灰は宇宙に送られたが、ドゥーアン氏もロッデンベリー氏の後を追うように「Memorial Spaceflight」というサービスにより宇宙に旅立つ予定だ。

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