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ACCS不正アクセス事件、謝罪文公開と賠償で和解

ACCS不正アクセス事件の民事訴訟が和解した。元研究員の謝罪文は1カ月間Webサイトで公開される。

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 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、ACCSのサーバから個人情報を引き出し、公開した元京大研究員に対して、個人情報を公開された個人3人とACCSが損害賠償を求めていた訴訟で7月25日、東京地方裁判所において、元研究員が賠償金を支払い、謝罪文を公開することで和解が成立した。

 賠償額は非公開。謝罪文は同日から1カ月間、Webサイトで公開する。

 元研究員は謝罪文で「個人情報を公表することによって、情報保有者に精神的苦痛を与え、協会に無用の混乱を与えたことについて、深くお詫びいたします」などとしている。

 ACCSとこの個人3人は昨年2月、元研究員に個人情報を公開され、精神的苦痛を受けたなどとして、計約744万円の損害賠償と謝罪を求めていた。

 元研究員は同事件について、不正アクセス禁止法違反で有罪判決を受けている(関連記事参照)

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