ライブドアは8月1日、公衆無線LANサービスの試験サービスを始めた。有料サービス開始予定の10月1日まで無料で利用できる。これまで「D-Cubic」としていたサービス名は「livedoor Wireless」に変更した。
まず東京の新宿区と港区・六本木周辺の合計35カ所でサービスを始めた。
試験サービスは、有料サービスと同等の機能を無料で利用できる「接続実験」と、利用できる機能を制限した「フリートライアル」の2種類。
フリートライアルはlivedoorサイト内のみにアクセスを限定しており、メールなどは利用できず、通信区間の接続はセキュリティ対策が施されていない。その分、有料サービス開始後も無料で継続利用できる。
接続実験への参加には、livedoor IDの取得(無料)と、決済サービス「livedoor ウォレット」へのクレジットカード番号登録が必要。申し込みページからユーザー情報を入力してサインアップし、SS-IDとWEPキーを取得する。
10月1日以降は月額525円(税込み)が課金される。試験期間中に申し込むと、有料サービス時に必要な初期費用1050円が不要になる。フリートライアルはlivedoor IDの取得のみで参加できる。
関連記事
- ライブドア“525円無線LAN”の勝算
月額525円と低価格な無線LANサービスを発表したライブドア。こんなに安くて本当に儲かるのか――ビジネスモデルと勝算を聞いた。 - 無線LANの“堀江流”価格破壊 法人サービス積極展開
月額525円の広域無線LANサービスを発表したライブドアは、IBMやパワードコムと提携して法人向けサービスを展開する。IP電話を活用して携帯の牙城にも切り込む構えだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.