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iPod、韓国でのシェアは1.6%

韓国ではiRiverのReigncomやSamsungが強い勢力を持ち、Appleは13位に付けている。(IDG)

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 Apple ComputerのiPodは世界のほかの国では一番ホットで人気のデジタル音楽プレーヤーかもしれないが、韓国ではセールスチャートにかろうじて入っている程度だ。市場調査会社GfKの最近の調査で明らかになった。

 この調査によると、韓国でのiPodのシェア(台数ベース)はわずか1.6%で、Appleは同国の音楽プレーヤーメーカーの間で13位に付けているという(この調査では店頭で販売されたデバイスのみを対象にしている)。

 GfKの調査結果はIDG News Serviceが業界筋から入手したもの。同社はこのようなデータを公開しておらず、地元紙でも報じられた今回の調査結果を認めようとしていない。

 韓国メーカーが世界でいち早くデジタル音楽プレーヤーを普及させたことを考えると、同国でAppleのシェアが低いのは意外なことではないかもしれない。Reigncom、Digitalway、Cowon Systemsなどの企業は初期の段階でこの種の製品のリーダーになり、今も特に本国で強い勢力を持っている。

 iRiverのブランド名で知られるReigncomは韓国市場で30.8%のシェアを持ち、ナンバーワンの座を握っている。それにSamsung Electronics(シェア14.4%)、iAudioブランドのCowon(同11.8%)が続く。

 これら企業とAppleの間に位置するメーカーは主に地元企業で、シェアは1けた台だ。その中で5位に入っているのはソニーで、シェアは4.1%だ。しかし、ソニーは現在Appleの2倍のシェアを有しているものの、今年に入ってから6カ月でシェアを落としている。その一方でAppleは緩やかにシェアを拡大した。

 売上高のランキングもおおむね同じだ。Appleはシェア1.8%で12位。

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