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サーバベースのIP PBX、従来型交換機を上回る

In-Statの調査によれば、世界のPBX回線市場はIP電話回線が急激に伸びており、2009年には全体の9割に達する見通し。

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 ハイテク市場調査会社In-Statが8月23日発表した報告書によれば、世界のIP PBX回線出荷は今年、従来型のPBX(構内交換機)の出荷を上回る見通しだ。

 PBX市場全体では2009年まで年率6.6%の伸びが見込めるが、従来型のPBXが急速に減少する一方で、サーバベースのIP PBXはこの期間を通じて勢いを増すと予想。IP PBX出荷は現在の950万回線から、2009年には2810万回線に増え、PBX全体の出荷に占める割合は91%に達する見通し。

 現在のところ、プレゼンスおよびインスタントメッセージング(IM)と音声との組み合わせが地盤を拡大しているが、コラボレーションツールに一層多くのデータ、そして究極的にはビデオを統合することにより、真の変化がもたらされるとIn-Statは分析している。

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