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FCC、緊急通報ダイヤルに関するVoIP打ち切り期限を延期

FCCは、IP電話で緊急通報ダイヤルが利用できない可能性があることを了承しない加入者へのサービスを打ち切る期限を延長する。

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 米連邦通信委員会(FCC)がVoIPサービス提供企業に対し、VoIP電話では緊急通報ダイヤルが利用できない可能性があることを利用者に周知徹底するよう指導している問題で、了承を取り付けられなかった加入者のサービス打ち切り期限を30日間延期した。

 米国の緊急通報サービスE911は、通常の電話と乗り入れる相互接続型のVoIPでは利用できない可能性があり、FCCでは当初7月29日までを期限として、このことを全加入者に通知し、100%の了承を取り付けるよう、VoIPサービス提供企業に義務付けた。その後この期限を延長し、了承の意思を表明しなかった加入者に対するVoIPサービスは8月30日で打ち切るよう指導していた。

 FCCは8月26日、一定の条件付きで、このサービス打ち切り期限を9月28日までに先送りすると発表。これはVoIP提供企業が引き続き加入者からの確認取り付け作業を進め、サービスを打ち切られる加入者の数を最少限に抑えるための措置だとしている。

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