米Googleは10月20日に発表を予定している決算報告で、従来からの一般会計原則(GAAP)に基づいた1株利益に加え、非GAAPの実質1株利益も発表する。会計責任者のマーク・フックス氏が公式ブログで明らかにした。
同社の決算発表では、これまで1株利益はGAAPベースの数字のみを公表していた。しかしウォール街のアナリストは非GAAPベースの1株利益で業績予想を行うことが多く、その結果Googleの業績をめぐる分析で一部混乱も生じていたという。
Googleが自社の業績を分析する際には非GAAPベースの数字をチェックしているとフックス氏は打ち明け、GAAPと非GAAPベースの両方を公表することで、業績を理解してもらいやすいようにすると説明している。
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