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Symbol、ピストル型グリップ採用のWindows CE 5.0デバイスを発表

Symbol TechnologiesはWindows CE 5.0ベースのバーコード読み取り機を発表した。802.11b/g/aに対応し、ピストル型グリップを採用。(IDG)

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IDG

 米Symbol TechnologiesはMC3000ラインのモバイルコンピュータの新製品として、Windows CE 5.0ベースのピストル型グリップ採用モデル「MC3090G」を追加した。

 高耐久性設計のMC3090Gは、リアルタイムデータ収集のために大量のバーコード読み取りを行う必要がある小売り、運輸、物流会社や政府機関の業務での利用が想定されている。Symbolの既存MC3000モデルと同様に、MC3090Gはレーザースキャナを内蔵しており、ユーザーの使い勝手に合わせてスキャナを3つの向き(左、右、前方)に回転させることができる構成も用意されている。

 またMC3090Gには、MC3000モデルとしては初めて、802.11b/g/aのアクセスポイントに対応した単一の無線LAN通信チップセットが搭載されている。既存モデルは802.11b/gをサポートしていた。

 Symbolは、ほかのMC3000モデルを同じチップセットとWindows CE 5.0の搭載によりアップグレードする計画だ。

 MC3090Gは既存モデルと同様にカラーまたはグレースケールの高輝度ディスプレイを備え、解像度は320×320(標準的なQVGAよりも3分の1程度画素数が多い)で、薄暗い場所でも明るい場所でも画面が見やすい。

 キーパッドは3種類のオプションが用意されている。主にデータ入力用の28キー数字パッド、一般的な英字入力作業をサポートする38キーパッド、英数字入力に対応した48キーパッドだ。

 MC3000ラインのモバイルコンピュータは、約1.2mの高さからの落下の繰り返しに耐え、ほこりや水の浸入を遮断し、さまざまな温度(カラーバージョンの場合でマイナス10℃〜50℃)で稼働するように設計されている。

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