Windows XP Starter Edition、アラビア語、トルコ語にも対応
Microsoftは「Windows XP Starter Edition」をアラビア語、トルコ語に対応させる計画だ。PC向け機能限定版OSであるStarter Editionは発展途上国のPCユーザー向けに取り組んでいるMicrosoftの3つの取り組みのうちの1つ。
言語対応で2種類が追加されることにより、Windows XP Starter Editionの対応言語は9カ国語、32カ国に対応することになるとMicrosoftのプロダクトディレクターであるマイク・ウィックストランド氏。「Starter Editionは発展途上にある市場のPCユーザーのビギナー層に向けて作られた、低価格のソフトウェア。市場の成熟を加速してくれる」と同氏。
Starter Editionへの取り組みは14カ月前にスタート。Local Language ProgramとMicrosoft Authorized Refurbisher(MAR)というプログラムが残る2つである。
Local Language ProgramはWindowsとOfficeをLocal Interface Packsという「スキン」技術により、言語対応をするもの。これまでにWindowsで31種類、Officeで21種類のインタフェースパックがリリースされており、ネパール語やパンジャブ語版もあるという。
MARは慈善団体や教育機関などを対象に、中古PCにWindows 98 Second EditionとWindows 2000 Professionalをインストールできるライセンスを、中古PC業者に与えるためのパートナープログラムである。
しかし、Microsoftの取り組みは不十分だとする意見もある。国連開発計画でインターナショナルオープンソースネットワーク担当マネジャーを務めるスニル・アブラハム氏は「Starter Editionは各国政府に対して、ソフトウェアの独占を守る以外のこともしているということを示すためのポーズだ」と述べている。
同氏は「中国やインドでは海賊版をタダ同然で手に入れることができるのに、いったい誰がMicrosoftのソフトウェアライセンスに金を払うというのだ」と疑問を投げ掛ける。
中国では92%が既にMicrosoftのソフトウェア製品を使っており、インドでは88%の製品が海賊版だと同氏は指摘している。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
コミックシーモア、不正アクセスの可能性でサービス停止 メンテ終了時期は未定
-
2
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性
-
3
Tesla、新型「Roadster」発表 SpaceX技術で“飛べる”モデルも 日本でも予約受付中
-
4
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
5
緊急地震速報発表→すぐ取り消し 震度7予測も、実際は震度1 アラートに困惑の声
-
6
Microsoft、3つの国際的な犯罪ネットサービスを解体へ 日本狙った詐欺がきっかけ
-
7
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
8
Microsoft、社内エンジニア数万人を対象に「Claude Code」「Copilot CLI」導入の影響を分析 生産性どう変わる
-
9
人気Web制作ツール「Studio」全ユーザーの情報漏えいか フォームに送信された内容、外部APIキーなども
-
10
デジハリ大、「Claude」を全学導入へ──国内初、“回数気にせず”使い放題に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR