半導体企業の独Infineonは11月17日、メモリ製品事業を分社化する計画を発表した。2006年7月1日付で独立させ、次の段階としてIPOを検討する。
Infineon本体はロジック事業に専念し、自動車/工業電子機器/マルチマーケット部門(AIM)と通信部門(COM)で構成する。
分社化の理由としてInfineonでは、メモリとロジックのプロセスおよびビジネスモデルが別々の方向に発展しつつあることなどを挙げている。独立後もメモリ製品会社の本社はドイツに置き、ドレスデンで引き続き技術開発を行う。新会社社長にはメモリ製品責任者のキン・ワー・ロー氏が就任する。
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