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Netgear、無線LAN製品の速度めぐる集団訴訟で和解
Netgearが無線LAN機器の広告でデータ伝送速度を水増ししたとして起こされていた集団代表訴訟で、70万ドルを支払って和解することに同意した。(IDG)
Netgearが無線LAN機器の広告でデータ伝送速度を水増ししたとして起こされていた集団代表訴訟で和解に同意した。
Netgearは11月23日に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で、70万ドルを支払って2004年6月に起こされた集団代表訴訟を和解に持ち込むことに同意したと明らかにした。2月に起こされた2件目の訴訟は、2004年の訴訟を優先する形で自発的に取り下げられた。
和解条件に従い、1999年1月から今月までの間にNetgearの無線機器を購入した顧客が新しい無線機器を買う場合、15%の割引が受けられる。この条件は、カリフォルニア州サンタクララ郡裁判所の承認を受ける必要がある。
Netgearは無線LAN機器の広告を変更して、広告に記載されたデータ伝送速度は最大レートであり、複数の要因によって「実際のスループットは異なる」と説明することにも同意。11月28日現在、NetgearのWebサイトでワイヤレスルータ「RangeMax 240」の広告を見ると、「最大240Mbpsというデータ速度は違いが出る可能性がある」という文言が含まれている。
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