電子情報技術産業協会(JEITA)は12月6日、「IT自動防災システム」の第2次家庭内実証試験を始めた。
同システムは緊急地震速報を活用し、大きな揺れ(主要動)の到達時間をインターネット経由で音声などで家庭に伝える仕組み。今年4月から東京と大阪の約300戸で実験を始めた(関連記事)。
第2次実験では旭化成ホームズやパナホーム、CATV局などが加わり、参加企業が25社に拡大。対応機器の導入家庭を全国に広げてシステムや機器の有用性を検証し、早期の実用化を目指す。
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もうすぐ大地震が発生すると言われたら、何をするだろうか? ガスの元栓や暖房器具を止める、情報の収集、避難経路の確保、机の下にもぐって落下物を避ける……頭では理解していても、咄嗟に対応するのはなかなか難しい。しかし近い将来、ホームネットワークがあなたを助けてくれるようになる。
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