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ルネサス、「AG-ANDフラッシュ撤退」報道は「事実ではない」

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 ルネサステクノロジがAG-ANDフラッシュメモリ事業から事実上撤退するとの一部報道に対し、同社は12月8日、「撤退は事実ではない」とコメントした。だが汎用半導体とSoCなどへ経営資源を集中するため、8Gビット以上の大容量化開発は中止すると発表した。

 同日付の日本経済新聞は、ルネサスがAG-ANDフラッシュへの新規設備への新規投資を凍結し、売り上げ縮小で2〜3年後には事実上の撤退となる方向と報じた。

 これに対しルネサスは「マイコンやLSIに経営資源をシフトしてきたのは事実だが、AG-ANDへの投資凍結の事実はない」と述べた。

 ルネサスの2005年度上半期(4〜9月)は20億円の最終赤字だったが、価格下落が急速に進んだフラッシュメモリも要因。4Gビット品の量産遅れが響いた。

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