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エンタープライズでシェアを拡大するAMD

サーバ分野でシェアを伸ばしたAMDは、さらに企業への浸透を促進すべく、ブレードサーバやクライアントPCでも攻勢を強める。

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eWEEK

 Advanced Micro Devicesは、ブレードサーバやクライアントデバイスでの採用を促進すべく、AMD64テクノロジーを活用しようとしている。

 新しい2006年のプライオリティーは、大企業や中堅および中小企業の領域においてさらに同社製品の採用を進めることにあり、AMDプロセッサの用途を拡大することがカギとなるだろう。

 AMDはサーバ分野だけでなく、「Raiden」(コードネーム)と呼ばれるプログラムを通じて、企業クライアントPCの分野にもフォーカスしている。Raidenプログラムは、64ビットコンピューティング、デュアルコア、そして低消費電力といったAMDの技術をクライアント環境を改善するために活用するさまざまな道を模索するものだ。4つから5つの分野にフォーカスしており、成果は来年出てくるとみられている。

 企業クライアントは、AMDにとって重要な分野で、AMDチップを搭載したデスクトップの30〜40%は企業向けに販売されているという。

 AMDはまた、2006年にOpteronを搭載したブレードサーバが倍増するとみている。現在、IBM、HPといったトップティア、Appro International、Rackable SystemsといったセカンドティアのメーカーらがOpteron搭載のブレードサーバを提供している。

 AMDは、サーバ分野において直近の四半期で市場シェアを拡大している。Mercury Researchによれば、第2四半期の16.2%から第3四半期は17.8%に伸ばしたという。一方、Intelは82.3%から80.8%にシェアを減らしている。

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