世界で最も尊敬できるビジネスリーダーはビル・ゲイツ氏――。PR会社のBurson-Marstellerは12月14日、2005年版の企業経営者ランキングを発表した。
調査はBurson-MarstellerがEconomist Intelligence Unit(EIU)と共同で実施。世界65カ国で実業界の有力者約600人に、現在のビジネス界で最も尊敬するCEO/会長を挙げてもらった。
その結果、Microsoftのビル・ゲイツ会長が首位、Appleのスティーブ・ジョブズCEOが2位となった。3位のウォーレン・バフェット氏(Berkshire Hathaway)に続き、4位にはDellのマイケル・デル会長がランクインしている。
上位15位に入ったIT企業経営者はこのほか、インドのInfosys Technologiesのナラヤナ・ムルティー会長が8位、Cisco Systemsのジョン・チェンバーズCEOが12位、Nokiaのヨルマ・オリラ会長兼CEOが13位。日本企業関連では唯一、7位に日産/Renaultのカルロス・ゴーン氏の名が挙がっている。
ゲイツ氏が最も尊敬する経営者に選ばれた理由としてBurson-Marstellerでは、Microsoft本体の経営だけでなく、慈善団体のBill & Melinda Gates Foundationの影響で、同氏の評価が上がったと解説している。
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