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システム障害引責で東証社長が辞任

相次いだシステム障害の責任を明確化するため、東証の鶴島社長が辞任。東芝相談役の西室会長が当面兼任する。

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 東京証券取引所は12月20日、相次いだシステム障害で市場が混乱した責任を取り、鶴島琢夫社長が同日付で辞任する人事を決めた。当面、西室泰三会長(東芝相談役)が代表取締役社長を兼任する。

 吉野貞雄専務と、システム担当の天野富夫常務も同日付で辞任する。トヨタ自動車の奥田碩会長ら社外取締役と監査役も報酬の10%を3カ月、自主的に返上する。

 東証は、みずほ証券が巨額誤発注を取り消せなかったのは東証システムの不具合が原因だったとして謝罪。11月には史上初となる全銘柄の売買停止を余儀なくされた障害も発生しており、社長の辞任で経営責任を明確化する。

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