NTTレゾナントの「goo」は12月21日から、独自開発エンジンによるマルチメディア検索「MultiMedia Meister」を導入する。日本語検索精度を高めたほか、類似画像検索機能など、商用サービスとしては初の機能も備えた。
ネット上の画像・動画・音楽ファイルを検索できるサービス。「gooラボ」で昨年2月から実験公開していたものを本格導入する。
検索エンジンはNTTサイバーソリューション研究所が開発し、検索データベースに新コンテンツを高速に登録するリアルタイムインデックス技術に加え、類似画像検索による絞り込みや、テキストフィルタリングによる有害コンテンツの排除などが可能だ。
画像検索では、タレント情報などgooなどが持つ専門データを独自に収集することで、検索の精度を高めた。最大1000件の検索結果をスクロール操作で連続表示できるようにし、「次ページ」へのジャンプ操作を省いたほか、気になった画像リンクをブックマークして別に一覧表示する機能も備えた。
動画検索では「MSN Video」など配信サイトのコンテンツデータからも検索が可能。音楽検索では、ポッドキャストのデータ検索にも対応した。
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