米Microsoftの幹部がGoogleに引き抜かれたことをめぐり両社が争っていた訴訟で、Microsoftは12月22日、両社の間で和解合意が成立したと発表した。
この訴訟は、Microsoftの双方向サービス部門副社長を務めていたカイ−フー・リー氏が、Googleに転職して中国関連業務の責任者に就任したことが発端。Microsoftが雇用契約違反でリー氏とGoogleを訴え、Googleも反訴して争っていた。
Microsoftの発表によると、双方が納得できる形ですべての問題を決着させる内容の合意が成立した。和解条件は非公開となっており、全関係者の合意に基づきメディアに対してこれ以上のコメントは出さない方針。Microsoftでは和解条件に満足していると述べている。
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