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NEC、携帯電話事業の提携・統合を模索

NECは半年以内に、国内のほかの携帯電話機メーカーとの間で携帯電話事業の提携や統合を決める方針だ。金杉社長が朝日新聞のインタビューで語った。(IDG)

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 NECは半年以内に、国内のほかの携帯電話機メーカーとの間で携帯電話事業の提携や統合を決める方針だ。同社社長が12月27日、日本の新聞とのインタビューで明らかにした。

 金杉明信社長は朝日新聞に対し、国内で携帯電話事業のパートナーを探したい意向だと語った。NECが保有している3G関連技術とノウハウは、多くがNTTドコモおよび国内の提携先と共に取得したものであり、国外の携帯電話メーカーとの提携はあり得ないとした。

 NECではこの発言を認めている。

 この発言に先立つ2週間前、NECはミッドレンジ市場での苦戦が原因で中国の携帯電話事業を縮小する計画を明らかにした。NECは2004年に中国のハイエンド市場への進出を開始、一定の成功を収めたことからミッドレンジ市場にも拡大していた。

 同社は今年の世界携帯電話出荷予想を1500万台から1000万台に下方修正した。500万台の引き下げは、中国、欧州、日本での出荷が予想を下回ったことによるものだと説明している。

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