米AMDは1月18日、第4四半期(10〜12月期)決算を発表した。売上高は過去最高の18億4000万ドルで前年同期比45%増加、純利益は9600万ドル(1株当たり21セント)となった。前年同期は3000万ドル(同8セント)の赤字を出していた。
フラッシュメモリ事業のSpansionは12月に株式公開したため、12月20日までの業績を計上。この関連経費を除外した非GAAPベースの純利益は2億500万ドル(同45セント)となる。
メモリ事業を除いた第4四半期の売上高は13億5000万ドルで、前年同期比78%増となる。ロバート・リベットCFOは「サーバ、デスクトップ、モバイル製品で市場シェア拡大が続いている結果、第4四半期の成長のペースが伸びた」と説明している。
通期の売上高も17%増の58億5000万ドルで過去最高となり、純利益は1億6500万ドル(同40セント)だった。
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