ブロードバンド無線技術WiMAXの推進団体WiMAX Forumは1月19日、同規格に準拠した初の固定型無線ネットワーク製品を発表した。
互換性テストを通過した認定製品は、Aperto NetworksのPacketMAX 5000ベースステーション、Redline CommunicationsのRedMAX AN-100Uベースステーション、SEQUANS CommunicationsのSQN2010 SoCベースステーション、およびWavesatの顧客構内設備(CPE)、miniMAX。
これら製品は、WiMAX Forumが定義した3.5GHzシステム向け認定プロファイルに沿って開発されたもので、IEEE 802.16-2004とETSI HiperMAN規格がベースとなっている。
WiMAX Forumの認定所となっているCetecom Spainには、これまでにさらに26製品についてメーカーから互換性テストの予約が入っており、向こう2カ月かけてテストを実施する予定。
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