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米最高裁、RIMの上訴を却下

RIMがNTPと争っている特許訴訟で米連邦最高裁がRIMの上訴を退けた。米国でのBlackBerry禁止命令が言い渡される公算が一層高まった格好だ。

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 BlackBerryのメーカーResearch In Motion(RIM)がNTPと争っている特許訴訟で、米連邦最高裁は1月23日、RIMの上訴を退けた。RIMが同日発表した。

 RIMは米特許法の米国外での効力に関して最高裁での審理を求めていたが、最高裁はこの請求を却下した。両社の訴訟は現在、米バージニア州東部地区連邦地裁に差し戻されており、この審理に今回の最高裁決定が影響を及ぼすことはないとRIMは説明している。

 連邦地裁の差し戻し審ではNTPが、米国内でのBlackBerryの利用、販売、製造、輸入禁止を求める仮処分を改めて申請した。同地裁では口頭弁論を開いたうえでこの問題について判断を下す見通し。

 これに対してRIM側は、米国でBlackBerryサービスが中止されれば公共の利益への影響が懸念されるなど複数の理由から、禁止命令は不適切だと主張。その上で、不測の事態に備えてソフト上の回避策も準備しており、BlackBerryサービス継続のためにもし必要な場合はこれを導入する意向だと説明している。

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