1月25日の東京株式市場では、前日まで6営業日連続で値幅制限の下限(ストップ安)の売り気配のまま寄り付かなかったライブドア(東証マザーズ、監理ポスト)の売買が成立した。取引時間は1時間半に制限されていたが(関連記事参照)、売買高は約4億2156万株にふくらみ、全市場でトップ。
午後1時半の取引開始から23分後の1時53分、前日比21円安の155円で寄り付き、一気に2億株近くの売買が成立。その後2時に164円まで上げたが、引けにかけて売りが増え、2時55分にはストップ安手前の128円まで下げたが、結局前日比39円安の137円で引けた。
マザーズの売買高は4億3314万株と過去最高を更新し、うち約97%がライブドア株だった計算になる。売買代金は約2182億円。
ライブドアマーケティング(同)は前日比400円安の1850円でストップ安比例配分となり、5785株の売買が成立したが、165万6405株の売り注文を残した。
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