MS、RSS双方向機能強化に向けたSSE改訂版をリリース
米Microsoftは、昨年11月に初めてその詳細を明らかにした「Simple Sharing Extensions」(SSE)ガイドラインの改訂版をリリースした。SSEは、予定表などのアプリケーションが、データ更新を割り当てる方法を改善し、RSSフィードを効率化するための機能。
MicrosoftのRSSチームによるブログの中で、子会社Groove Networksの開発担当副社長、ジャック・オジー氏はSSE仕様開発が大きく進展したと語っている。
オジー氏はこのほか、バージョン0.91となる予定のアップデートを公開し、「階層構造情報の自律的な複製」の開発が進んだと主張した。
昨年Microsoftのレイ・オジーCTO(最高技術責任者)によって初めて紹介されたSSEは、RSSフィード発行のためにアプリケーション間で行われるデータ共有に必要な最小限のソフトウェアファイル拡張を定義付けし、OPML(Outline Processor Markup Language)と併用するために開発された技術。
RSSは、パブリッシャーからユーザーに向けて提供される、ニュースなどのオンラインコンテンツを認識するシステム。OPMLはこうしたコンテンツのアグリゲーター間におけるRSSフィードリストの交換で、一般的に使われているデータアウトライン用のXMLフォーマット。
Microsoftは、このテクノロジーを採用する人々に向けて「SSE 101」チュートリアルも立ち上げた。ここでは作業段階にある同仕様の改善点のデモ用としてドキュメンテーション、サンプルコード、XMLファイルが提供されている。
ジャック・オジー氏はブログの中で、Microsoftは外部デベロッパーからの多大な協力によってSSE開発を前進させていると述べている。
「コミュニティーやMicrosoft社内から、とにかくサンプルが欲しいとのリクエストを多くいただいた。今回われわれはそれを聞き入れた」とオジー氏は記している。
ジャック・オジー氏の兄であり、Groove創設者の1人であるレイ・オジー氏は、昨秋SSEを発表した際、この技術を「同期化のためのRSS」と呼び、これによって予定表におけるニュースフィードプロセスを支援する情報共有機能が大きく改善されると語った。
「現行のRSSを同期化に使うことは真の選択肢とは言えなかった。つまりRSSは主にシンジケーション、または一方向パブリッシングであるのに対し、“メッシュ”共有シナリオを実現するためには、情報を双方向に同期化できる技術が必要となるからだ。だがRSSが元来持つシンプルな力は非常に魅力的である」と同氏は述べている。
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
2
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
3
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
6
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
-
7
法人パソコンにも高騰の波 “中古”の常識を変えた「リファービッシュPC」に企業が熱視線のワケ VAIOに聞く
-
8
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR