母がDVDをビデオ化する、もう1つの理由:News Weekly Access Top10(2006年2月12日−2月18日)
先週は、Blu-ray Disc関連の記事がアクセストップ。そんな時代に我が母は今日も、DVDをせっせとビデオ化している(はず)。
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先週のアクセストップは、Blu-rayフォーマットの映画ディスクの卸売価格に関する記事。2位には、4月からの「電気用品安全法」本格施行により、2001年以前に製造・販売された電気用品の一部が販売できなくなる、という記事がランクインした。
電気用品安全法については、坂本龍一氏などが緩和を求める署名を募集中。+Dでは、小寺信良さんによる、立法目的に関する経済産業省へのインタビューを掲載した。
ところで、先週のTOP 10で、記者の母がDVDに録画した韓国ドラマをすべてビデオにコピーしてアーカイブしている、という話を紹介した。母がビデオを好む理由は、途中まで見て取り出しても、次にまたデッキに入れれば止めたところから再生できるから。DVDは、途中まで見て一度取り出すと、次回の再生は冒頭からになってしまう。
この記事を掲載後、東芝の方から「RDシリーズでDVD-RAMを使えば、一度取り出しても途中から再生できます」と連絡をいただいた。「レジューム機能」という名で、東芝が力を入れて開発しているとのことだ。
ただ実は、母がビデオを好む理由がもう1つある。貸し借りの利便性だ。
母は、近所の主婦と韓国ドラマのビデオを貸し合っている。中にはDVDプレーヤーを持っていない人もいるのだが、ビデオデッキなら全員が持っているので、安心して貸し借りできるという訳だ。
ちなみに記者は、ビデオなしのHDD&DVDレコーダーを使っているのだが、HDDやDVDに録画した番組を、ビデオしか持っていない友人に貸せなくて困ったことがある。かと思えば、秘蔵のライブビデオを別の友人に貸そうとしたところ、「ビデオデッキは持っていない。DVDはあるけど」と断られたこともあった。
こういった不都合は、ビデオとDVDが共存している限り仕方がないことだけれど、ちょっと不便にも感じてしまうこのごろです。
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