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Transmeta、東芝に省電力技術をライセンス
NEC、富士通、ソニーに続き、東芝がTransmetaのLongRun2技術のライセンスを受けた。こうしたライセンス事業への転換で、Transmetaは売上高を147%拡大した。
米Transmetaは2月23日、半導体の消費電力を抑える「LongRun2」技術を東芝にライセンス供与したことを明らかにした。
東芝はこの契約の下、90〜22ナノメートル世代のCMOSプロセスにおいてLongRun2を採用するという。
Transmetaは昨年初めに、プロセッサの製造・販売から技術ライセンスへとビジネスモデルをシフトすると発表した。同社はこれまでに、NEC、富士通、ソニーにLongRun2技術をライセンスしている。
また同社はこの日、2005年通期の決算を発表した。ビジネスモデルの転換が奏功し、売上高は前年から147%拡大して7270万ドルとなった。そのうちライセンスとサービスによる売上高は4810万ドルと、前年から351%増加した。純損失は前年の1億680万ドルから620万ドルへと減少した。
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