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光ドライブ合弁会社は「ソニーNECオプティアーク」に
光ディスクドライブ事業で合弁会社の設立を発表していたソニーとNECが本契約を結び、4月の新会社発足が決まった。社名は「ソニーNECオプティアーク」。
ソニーとNECは2月27日、両社の光ディスクドライブ事業を分割して合弁会社を設立する本契約を結んだと発表した。合弁会社名は「ソニーNECオプティアーク」で、4月3日に設立する予定。
資本金4億9000万円はソニーが55%、NECが45%を出資し、社長にはソニーの山村真一ビデオ事業本部副本部長が就任する。4月1日付けで両社の光ディスクドライブ事業を会社分割し、新会社に承継する。2005年3月期の両社の同事業売上高の合算は約2200億円。
両社は昨年11月に合弁会社の設立を発表(関連記事参照)。NECのドライブ用LSI技術とソニーの光ピックアップ技術を持ち寄り、DVDドライブなどを中心に商品開発や設計、マーケティングなどを展開する。
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