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AOL、フィッシング詐欺組織を提訴
訴えによれば、被告はAOLとCompuServeの加入者を電子メールでだまして偽のWebサイトにおびき寄せ、なりすましに使う目的で個人情報を入力させようとした。
米America Online(AOL)は2月28日、フィッシング詐欺組織を相手取って3件の民事訴訟を米バージニア州東部地区連邦地裁に起こしたと発表した。
訴訟はスパム対策などに関する米国法と、米バージニア州が全米で初めて導入したフィッシング対策法に基づいて起こされ、総額1800万ドルの損害賠償を求めている。
訴えによれば、被告はAOLとCompuServeの加入者を電子メールでだまして偽のWebサイトにおびき寄せ、AOLのスクリーンネームやパスワード、クレジットカード情報といった個人情報を入力させようとした。
偽サイトはAOLやCompuServeの正規サイトに似せた外観で大量に作成されており、被告はここから入手した個人情報を売買したり、なりすましに使っていたと見られる。
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