カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と出版取り次ぎ最大手の日本出版販売(日販)は3月7日、書籍やDVDなどの商品物流事業を7月をめどに統合することで基本合意した。加盟店の納品と返品が1回の配送で完結できるなど、効率化でコスト削減を見込む。
CCCグループの物流企業・日本ソフトサービスの51%を日販に譲渡する。その後、日販がTSUTAYA向け物流事業を会社分割して新設する新会社と、日販のレンタルCD物流子会社、CCCと日販が昨年設立した合弁会社「MPD」の4社を統合する。
統合後は、TSUTAYAで扱う全商品が1度の配送で納品可能になる上、請求書を一本化することによる店舗側の負担軽減も可能になる。
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