Origamiチームブログが語る「Ultra-Mobile PC」
Ultra-Mobile PCでは数独も遊べる――Origamiプロジェクトチームのブログでは、Ultra-Mobile PCに搭載された「Touch Pack」ソフトなどについて説明している。
OrigamiことUltra-Mobile PC(UMPC)の立ち上げとともに、Microsoftはコミュニティーサイトを立ち上げた。このサイトにはユーザーフォーラムやプロジェクトチームのブログなどが掲載されている。
同サイトによると、Microsoftは最初のリリースでは、OEMパートナー3社とともに「Microsoft Touch Pack」を搭載したUMPCを提供する。現時点ではSamsungとASUSがその3社に含まれていることが明らかになっている。
UMPCはWindows XP Tablet PC Edition、7インチ以下のタッチスクリーン式ディスプレイを搭載し、タブレットペン、Dパッド(十字キー)などの入力オプション、Bluetoothを備える。Samsungのデバイスは重さ約2ポンド(900グラム)という。
Touch PackはUMPC用のソフトウェアパックで、次の5つのメインプログラムで構成されている。
Program Launcher
UMPCに格納されたソフトを起動するためのプログラムで、ユーザーはアプリケーションをカテゴリーごとに分けて、簡単に見つけられるようにできる、
Touch Improvements
Windowsを小さなタッチスクリーンで使いやすくするためのユーティリティ。スクロールバーの拡大や、ボタンのサイズ変更、フォルダのサミネイル表示など10種類の設定ができる。
Brilliant Black
Windows Media Player用のスキン。操作しやすいように画面全体に表示され、大きなボタンを備える。
DialKeys
Fortune Fountainという企業が開発したソフトウェアキーボード。テキストを両手の親指で入力できる。
数独
タッチスクリーンとペン入力に最適化されたパズルゲーム「数独」も搭載されている。
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