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ICANN、トップレベルドメイン多言語化の実験を実施

英語圏以外のユーザーが自分の国の言葉を使ってネットにアクセスできる環境を整える一環として、トップレベルドメインの多言語化に向けた実験を行う。

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 インターネットドメイン管理組織のICANNは、国際化トップレベルドメインの実験を今年7月以降に実施すると発表した。英語圏以外のユーザーが自分の国の言葉を使ってインターネットにアクセスできる環境を整える一環となる。

 ICANNではインターネットの多言語化を進める立場から、ラテン言語以外の文字を使った国際化ドメイン名(IDN)の導入を推進している。

 ドメイン名システム(DNS)のセカンドレベル(例えばwww.icann.orgのURLのうちicannの部分)に関しては、ICANNでIDN導入のガイドラインを確立済み。今回はトップレベルドメイン(.orgの部分)の多言語化に向け、適正評価のための技術実験を行う。

 実験では2種類の方法で、DNSのルートゾーンにIDNレコードを挿入する。トップレベルドメインの多言語化によってユーザーにマイナスの影響が出ないことを確認し、現在のインターネットを支えているDNSの安定性とセキュリティを保証する。

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