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PSEマークなしの家電が4月1日以降売れなくなる「電気用品安全法」(PSE法)に関する記事が、先週もアクセス上位に入った。経済産業省は、ビンテージ楽器を同法の「例外」とし、PSEマークなしでも簡単な手続きで売買できるようルールを変更した。
坂本龍一さんなどビッグネームが、電子楽器を同法の対象から除外するよう訴えており、経産省はそれに応じた形。しかし「楽器だけ対象外とするのはおかしい」「中古品すべてを対象から外すべき」とする声は根強い。
3月18日、東京都杉並区で、中古家電全般のPSE法除外を訴えるデモ行進が行われた。20代の若者を中心に約100人以上が参加。中古のアンプやテレビなどを荷台に載せたトラックを先頭に、「中古品を守れ」などと書いた手製のプラカードや旗などを掲げ、高円寺から中野まで歩いた。
「新品が買えない貧乏学生やフリーターから家電を奪わないで」――デモを主宰した、高円寺のリサイクルショップ・素人の乱の松本哉店長は訴える。デモは3月中にもう1度やりたいとしており、ギリギリまで訴え続けていくつもりだ。
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