速報
サイバーエージェントの一部サイト、Googleインデックスから削除
「メルマ」「ECナビ」などサイバーエージェントや関連会社が運営する一部サイトが、Googleで検索できなくなっている。サイトのSEO対策が、Googleのポリシーに反したためとみられる。
サイバーエージェントと関連会社が運営するWebサイトの一部が、Google検索のインデックスから削除されていたことが、3月29日までに分かった。
サイトのSEO(検索エンジン最適化)対策が、Googleのポリシー違反と判定された可能性がある。サイバーエージェントは「事実に気づいたのは28日の夜。詳細は調査中」とコメントしている。
Google検索から消えたのは「メルマ」「ジークレスト」「ECナビ」「eキャッシングネット」「クレジットカードカード比較ドットコム」など。サイト名で検索しても結果として表示されず、ページランクも「0」になっている。
SEOに詳しい渡辺隆広氏のブログ「SEMサーチ」によると、同社グループはSEO対策として、各サイトに小さなリンクボックスを設置し、双方向の大量リンクを張り巡らせていたという。渡辺氏はこの手法がGoogleのポリシーに違反したのではないかと推測している。
米国では、BMWと独リコーのサイトのSEO対策がGoogleのポリシーに反していたとして、検索インデックスから削除されたことがあった。両サイトは問題とされた点を修正し、インデックスに復帰している。
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KinderStart.comはGoogleから通告なしでペナルティーを受け、ビジターが激減し、売上高が減ったと申し立てている。(ロイター)
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