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85TFLOPS 国内最速の東工大マシンが稼働

国内最速となる85TFLOPSの東工大グリッド「TSUBAME」の稼働が始まった。新入生でも使える「みんなのスパコン」が6月のTop500で上位にランクインしそうだ。

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 東京工業大学は4月3日、国内最速となる85TFLOPSのスーパーコンピューティンググリッドシステム「TSUBAME」の稼働を始めた。新入生にも利用権が与えられる「みんなのスパコン」として教育・研究用途に活用する。

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昨年11月に公開した新システムの構成

 NECがシステム構築を担当し、サン・マイクロシステムズ製のデュアルコアOpteronサーバ×655ノード、合計1万480プロセッサで構成。プロセッサ数は、x86プロセッサを利用したPCグリッドとしては世界最多となる。PCグリッド部は50TFLOPSで、これにSIMDアクセラレータ35TFLOPSを組み合わせた。今後、SIMDアクセラレータの強化で100TFLOPS超に高める計画だ。

 新システムは、今年3月に稼働を始めた高エネルギー加速器研究機構の59TFLOPSマシンを抜いて国内最速に。昨年11月発表のTop500に単純に当てはめると3位となり、6月発表の最新版では上位にランクインしそうだ。

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