米Microsoftが当初「Origami」とコードネームで呼んでいたUltra-Mobile PC(UMPC)。なぜ日本の「折り紙」だったのか。4月4日の発表会で、名付け親の同社Ultra Mobile PCゼネラルマネージャーのオットー・バークス氏が語った(関連記事参照)。
バークス氏によると「当初は『Haiku』(俳句)という案もあった」。コンパクトでエレガント、がその心だが、最終的には「Origami」になった。「小さな紙からさまざまな形を生み出す大きな可能性を秘めている。UMPCも小型ながらさまざななものを作り上げていく可能性がある」という説明だ。
Origamiプロジェクトを率いてきたビル・ミッチェルWindowsモバイルプラットフォーム部門担当副社長は「モバイルデバイスの進歩をけん引してきた日本市場はとても重要。日本の消費者に受け入れられなければ成功したとは言えない」と話し、“Origamiの国”を重視する姿勢を繰り返し強調。「まず日本で成功したい。日本のユーザーが何を求めているのかを学んでいきたい」と話した。
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「Ultra-Mobile PC」(UMPC)の国内展開が始まる。まずTablet PCメーカーのPBJが9万9800円(税込み)で予約受け付けを始め、14日に発売。教育市場を重視し、ペン操作や携帯性をいかして小学校などへの導入を進める。 - 特集:MSのOrigamiプロジェクト、その正体は
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