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オンキヨー、オーディオ専業脱却へ

最終赤字に陥る見通しのオンキヨーがPCに参入し、インテルとViiv普及で協力。オーディオ専業メーカーから脱却し、「デジタル・エンターテイメント企業」へ転換する。

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 オンキヨーとインテルは4月7日、インテルのデジタルホーム規格「Viiv」の普及促進に向けた協力関係を強化すると発表した。オンキヨーはPC市場に参入し、高音質化技術を盛り込んだ独自PCを投入する(関連記事参照)

 従来型オーディオ市場が急速に縮小し、オンキヨーは2006年3月期連結業績が最終赤字に陥る見通し。今後、同社に出資するIntelとの連携を深め、オーディオ専業から「デジタル・エンターテイメント企業」への転換を急ぐ。

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HDC-7

 オンキヨーの新製品「HDC-7」はViiv対応PCにオーディオ技術を統合。音楽やHD映像を高品質に再生できるという。5月25日に発売予定で、実売予想価格は25万円前後。

 また高品質をうたった音楽配信サービス「e-onkyo music store」を拡張し、Viiv向けにサービスを始める。HDC-7からリモコン操作で簡単にアクセスし、音楽をダウンロードできるようになるという。

 オンキヨーは前期、10億5000万円の最終赤字に陥る見通し。デジタルオーディオ普及に伴い、従来オーディオの市場が予想以上のスピードで縮小し、製品価格の下落に見舞われたのが原因。人員削減を伴うリストラを敢行、デジタルホーム事業に注力する方針だ。

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