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「XPが動く」Intel Macの仮想化ソフトParallels、β2が公開

Mac OS X「もう1つのXP環境」であるParallelsの新しいβ版が公開された。速度、安定性が向上しており、いくつかのバグが修正されている。

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 Mac OS Xの中で、ネイティブに近いスピードで動作する仮想化ソフト、Parallels Workstationのβ2がリリースされた。同時に、通常価格より10ドルのディスカウントで予約販売が開始された。

 新しいβでは、ネットワークドライバで起きるカーネルパニック、「Report a problem」をメニューから選択したときに起きるカーネルパニック、無線LANのネットワーキング問題、ディスクイメージではない実際のCDの動作に関する問題、Fedora 5のインストール時のクラッシュなどが改善されている。速度と安定性も向上している。

 Parallels WorkstationのMac OS X版は、XOMやBoot Campのように再起動をすることなしに、Windows XPなどのIntelベースのOSをMac OS Xの上で動かすことができる。現在のバージョンではUSB、サウンド、全画面表示などで制限があるが、ネイティブ速度に近い使用感だ。

 同社によれば、現在、2万5000人以上のβユーザーがParallels Workstation 2.1のMac版を試用しているという。

 β2の試用期間は30日。通常価格は49.99ドルだが、プリオーダー価格は10ドル安い39.99ドルとなっている。

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