デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は4月11日、ネット放送「GyaO」で、CMを何回流せばユーザーに認知されるか調査した結果を発表した。3〜4回で62%、8〜10回で75%が認知。13回以上でピークに達し、83%のユーザーが認知する、という結果だ。
調査は、GyaOの視聴者1万2435人を対象に、昨年10月から行っている。テレビとGyaO両方に出ている30秒CMを対象に、ユーザーがGyaOでCMを再生した回数と、「CMを確かに見たことがある」と答えたユーザーの割合(認知率)との関係を調べた。
男性は、14回以上で認知率ピークに達し、約82%が認知した。年代別では、M1層(20〜34歳)が5回で約70%認知するのに対し、M2層(35〜49歳)は約60%にとどまった。それ以降はM1、M2層とも同程度の認知だ。
女性は、13回以上で認知率ピークに達し、約88%が認知した。年代別では、F1層(20〜34歳)が3回で約70%認知するのに対し、F2層は約66%だった。それ以降も、F1層の方が認知率が高かった。
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